「私=流産」になっていた!

1年で2度の流産を経験したのですが、当時は落ち込まないようにするのに必死で、平気な振りをする日々でした。

不幸なことがあっても、今ある幸せに目を向けて、ポジティブに。

きっと立ち直れる。少し休んでまた妊活すればいい。

特に2回目の流産の際に、胞状奇胎の疑いがあり、摘出後も絨毛癌のおそれがあるため検査で毎月通院していました。幸い数値に異常はなく、約半年の検査通院も終わりました。

思えばここからが精神的にしんどかったなぁと思います。

年齢も39歳になっていました。

職場で自然妊娠が3人位続いて(しかも全員二人目)、本当に喜ばしい事なのに、自然に接する事が出来ず苦しくなってる自分がいて。そんな自分が嫌で悶々としていました。

妊娠している同僚、流産した私。思考がどんどん極端になってきて。

『私=流産』

私の全てを流産に支配されている感覚になっていた時期がありました。

私はとにかく心の傷を癒す方法が知りたくて、抜け出したくて仕方ありませんでした。

「グリーフケア」というものを知り、是非私も参加したい!と思い、毎日「グリーフケア」と言うワードをネット検索していました。ですが私の住む地域ではそのような集まりやサービスはありませんでした。

もがけばもがくほど、情けない自分に失望したり。

鬱の症状もその頃が一番酷かったです。

眠れない、動けない、息苦しい。

 

こうやって振り返ると、今は元気になったなぁ〜。

時間が必要です。壊れた心はすぐに治りません。

病院の先生が仰ってましたが、良くなっていくのも病気になったのと同じ位の時間が必要。

まさにそれです。焦らず、人間はずっと同じではいられません。時間をかけて少しずつ前進できるので、辛い時は無理をせず、気の向く事や、楽しいと思える事に時間を使うのがいいな、と思います。

 

 

 

 

 

 

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